頑張って作っても、離乳食を食べてくれない。
長くなりましたがこの投稿には
とくにわたしが言いたいことが詰まっています
どうか1人でも多くのお母さんに届きますように😢
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離乳食のお話シリーズ 機能編 続きです🦷
過去の内容は👆🏻のタグからどうぞ🏷
さて 正しい嚥下 とはどんなものかなんとなくイメージできましたか?
前回の投稿を参考に
ごっくんの瞬間⠀
☑️ 舌骨が上下に動かない
☑️ 唇の周りの筋肉がちょっとでも動く
☑️ 上と下の歯が当たらない
☑️ ベロがニョキッと出てくる
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どれか一つでも当てはまる場合☑️
異常嚥下(間違ったごっくん)の可能性大‼️‼️🤢
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ご自分でも、お子さんでもいいので
いちどチェックしてみてくださいね🥺
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正しくモノを飲み込むとき、
ヒトの口の中では次のようなことが「順番に」行われます。
どこかのステップで問題があれば、全体がうまくいきません。
① ベロ👅を駆使して食べ物をひとかたまりにし、ベロの中央に乗せます
② ベロの先を天井にぎゅっと押し付けると
⠀⠀ベロ筋👅が#蠕動運動 して 食べ物が喉の手前まで運ばれます
③ 舌骨を持ち上げる筋肉や歯をかみしめさせる筋肉が
⠀⠀さらに奥の喉の入り口まで食べ物を運びます
④ 本能の働き(反射)で食道まで一気に流し込まれます
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さて、②の蠕動運動
わたしの投稿ではお馴染みですが どこで出てきたか
みなさん覚えてますか?🥺🥺
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そう、赤ちゃんが 母乳を飲むときのベロの動きです‼️
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赤ちゃんは母乳をのむとき(哺乳瓶は除外します)
「本能的に」正しい嚥下と同じ動きをしているんです🤭
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あれ?嚥下は訓練しないとできるようにならないって
言ってませんでしたか?
そう思ったあなたはもう嚥下マスターです🤓
乳首を挟んだ状態での液体の嚥下は 本能でできます。
そこから先の応用編(乳首がない状態や固形物)は、練習しないとできないんですね😤
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わかるでしょうか?本来なら
正しいごっくんは 応用編 なんです。
お母さん から直接母乳を飲む訓練が充分されていれば
すんなり移行できるはずなんです😥
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なぜできなくなったのでしょうか‼️
そう‼️原因は‼️
吸うと出てくる哺乳瓶の乳首なんです🥺🥺💦
唇をぎゅっと💋結んで、ベロは前後に動く。
ストローから水を吸うような動き。。。
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実はこれ、異常嚥下と全く同じ動きなんです。
この動きに慣れるってことは。。。。
その後どうなるか もう わかりますね🤯
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「母乳実感」などの乳首は穴が大きめで弁がありません。
このような「飲みやすい」乳首で
本能的にできてたはずの吸啜運動をすると、
ミルクが逆流してしまうので うまく飲めません。
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そのとき赤ちゃんが学ぶのが この異常な動き😥
学ぶだけならいいんですが 、それに慣れ切ったせいで
吸啜を忘れ、できなくなり、正しい嚥下もできなくなる
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あぁ 悪循環へようこそです🙄
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親は何でも こどものために
食べやすく 飲みやすく 〇〇しやすく
考えがちですよね。
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サポートされ切った成長は、
このように本人のためにならない場合があります。
これは現代のお母さんたちに
とくによく知っておいてほしいことです。
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この話には重要な続きがあります。
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しきりにベタベタドロドロの離乳食は
やめてほしいと言っていますが
このようなベロでまとめるのが難しい状態のものは
異常嚥下の動きでないと飲み込めません。
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さっきも言ったように、
異常嚥下の動きそのものが悪なんじゃなくて
それが当たり前になるのが悪なんです😱
いくら母乳で吸啜運動を訓練したとしても、
裏ごししたりミキサーにかけたような液状のご飯を数週間も食べれば
すぐに正しいごっくんはできなくなります。
赤ちゃんは 胎外で生きていくために 毎日毎日必死で 著しい成長をするので
一週間もせず 大概のことには適応します😤
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しかもみなさんが張り切って
べちゃべちゃのご飯を作っている初期の初期こそ
赤ちゃんが正しいごっくんを学べる
一番適正な時期なんですよ😭
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もう お願いだから だれかこの
まちがいだらけの離乳食ブームを止めて😭
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このお話はまだまだ続きがあります😵
どうかお付き合いください🥺