こどもの一生を決める離乳食

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だいぶ日が開いてしまいました💦
あたたかくなってきましたね🌸
きょうは 離乳食のお話シリーズ 機能編です。

みなさん 水飲んで 気管に入って
むせるって 結構よくありますか?
わたしは。。。増えてきました。。。。辛い。。
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きょうは「嚥下 」えんげのお話です。

赤ちゃんは離乳 のかなり早い段階で
嚥下(ごっくん すること)を学びます!

この動きは 実はとっても難しくて
かなり複雑なので
一生懸命 練習しないと身につきません。

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なんと嚥下は本能ではインプットされてなくて、
練習しないと できるようにならないんですよ!
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正しいごっくんができないと、なにが問題なのでしょう?

誤嚥性肺炎 」ごえんせい はいえん

というキーワード 耳にしたことあるでしょうか🤔
肺炎は上位死因の1つです🤯
(過去には1位になったこともありますが、いまは5位くらいに落ち着いてきました!)

誤嚥性肺炎は食べ物や飲み物が食道でなく
気管に入ってしまい(誤嚥 といいます)
感染、つまり肺炎をおこす病気です。

正しいごっくんができていた人でも
加齢とともに筋力と反射が低下している状態のとき、
高い確率で誤嚥はおこります。
誤嚥しても、若い人ならむせて吐き出すことができますが
むせるのも反射なので それもうまく機能せず
知らないうちに気管に流れ込んで 感染してしまいます。

ちなみにこれは 原因がある程度わかっている死因でしたから
歯科医師はじめ お医者さんや介護士さんなどの努力で
かなり減ってきています。
これすごいことなんですよ。

話が逸れましたが、
ごっくんが正しくできる人でも 機能が衰えると
死に直結する問題をひきおこします。

が‼️
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もともと 
ごっくんが正しくできない人はどうなるでしょう?

御察しの通り、誤嚥の確率が大幅に上がりえます。

固形物なんかすぐ飲み込めなくなりますよ。
いまでも飲み込めない子がめっちゃ多いですけどね…

みなさんのお子さんはホルモンとか、イカとか、歯ごたえがあってよく噛まないと飲み込めないもの、飲み込めなくてティッシュに出していませんか?
ただの好き嫌いだと思ってませんか?
大人になったら好きになるとか思ってませんか?

なりませんよ。
出してる子はずっと食べられませんよ。
だって飲み込めないんですもん。

その子たちが年取ったとき 食べられるものなんて
もうほとんどないでしょうね。
ずっと流動食や経管栄養で生きていくんですかね。

すみません。
少々荒い言葉になりましたが
わたしは日々 口の機能が衰えきっている子供をみて
非常にもどかしい気持ちを抱えています。

正治療を受けるために病院に来る子供は8歳とか9歳とかが多いですが
その時正しい嚥下ができない子は相当努力しないと一生できるようにならない
つまり すでにスタート遅れ
だって 正しい嚥下を学ぶのは離乳の時期なんですもん。。。。



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離乳の時期に 正しい嚥下ができるような
食事を与えないと、
その子は一生 嚥下ができないままかもしれません。
それが死に結びつくことだとしても
まだそのミキサー食
あげ続けるんですか?
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じゃぁどうしろっていうんだ!!

すみません。長くなってしまったので、
具体的にどのように工夫すべきかは、
また次の投稿でお話しようと思います。