離乳食で気を付けること【栄養と感染】

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離乳食のお話シリーズ です。

今日は離乳食で気をつけたいこと その2
感染と栄養について 触れたいと思います。

感染症については みなさんもよく調べているかと思いますが
赤ちゃんは免疫が出来上がってないので
ナマモノは避けて加熱をしっかりするのが大切です🐟🥩
ご存知でしょうがはちみつもダメですね

あとは妊娠中や授乳中に感染すると 赤ちゃんに影響のある疾患や 
摂取すると影響のあるお薬も いろいろあります。
これらは産婦人科のお医者さんから
経過中に検査や説明があると思いますから安心してください。
歯医者でも 妊娠中ダメなお薬があったりします。
妊婦さん はなにかに係る時、しっかり妊娠中だと伝えてくださいね🙏🏻

わたしは歯科医師なので
正直栄養に関してはあんまり得意じゃありません🤯ので
栄養士さんの意見も 参考にしてくださいね🙇🏻‍♂️

栄養分でよく足りなくなるのは鉄分とビタミンです🤔
これは大人でも同じですが 
なかなか食事で栄養分を必要量摂るのは難しいですよね🥺
大人ならサプリがありますが、、赤ちゃんの場合は母乳があります🙆‍♀️

いろんな食事をしっかり摂れるようになるまで、
赤ちゃんの栄養源として母乳は欠かせません🤔

もちろん、哺乳瓶の選び方に気をつければ
粉ミルクや液体ミルク でも おっけーです✨
離乳食って言葉がイヤですよね😞ミルクは併用していいんですよ!

そういえば最近ヤフーニュースのトップに出ていましたが
「母乳は最良の栄養」 わたしは正しいと思います。
それは生物学的にも科学的にも、そうなんですもん。
でもいろんな感情があるのもわかります。
悩んでいるお母さんが多いのもわかります。

母乳でなければならないとか
愛情がないとか
そんな意見を言う人の気持ちは理解できません。

頑張って お腹のなかで育てて 頑張って産んで
その時点で愛情がなければ無理です

栄養分としてかなわない。それはそうなんですが
母乳で"なければならない"根拠など
どこにもないんですよ ⠀
ただ母乳を"与えようとする"ことにはたくさんの利点と意味があります
(それについては是非過去の投稿も見ていただければと🙇🏻‍♂️)
負担に考えず 余裕をもって スキンシップとして
授乳を楽しめるお母さんが増えたらいいなと思います🍼

話が逸れました💦
離乳食期のミルクについて気をつけたいのは、
アレルギーを「警戒して 」アレルギー対応のミルクに変えることです
アレルギー対応のミルクは、基本的にはアレルギー症状のある子供に対して使うもので
牛乳の代わりに使えばアレルギーの予防になるものではありません🥛!
警戒のあまり 何ヶ月も牛乳に手を出さずにアレルギー対応のミルクを与える人が増えています。
心配なのはわかります。
でも、アレルギーの確実な予防法なんてまだないので
それよりも ちゃんと感受性の高い時期にチャレンジして、

少しでもアレルギーのリスクを減らすことのほうがわたしは重要だと思います。


詳しくは前回の記事を読んでいただけたらと思います。
必要があって与える場合には、ほかのものにくらべて
栄養が不足しやすいので気をつけてくださいね。

 

すこしテーマから離れてきてしまいました。。
すみませんが 温かい目で見てください🤣


歯科医師として伝えておきたいのは、イオン系飲料!
ポカリとかアクエリ とか
離乳がうまく進まないときとくに、赤ちゃんの水分不足や栄養不足を気にして
与えるお母さんが増えてきています。
❗️赤ちゃんのうちは医師に勧められない限り与えないでください
かえってビタミン欠乏症や虫歯の原因になることがわかっています。
できれば一生やめましょう🤣
砂糖まみれの飲料に いいものありませんよ


よくお母さんに話を聞くと、
「100%のジュースしかあげてません!」って意見あるんです。
100%果汁のジュースならおっけーっていうのは
どこからきた神話なんでしょうか??(無知ですみません)


お砂糖入ってれば なんでも虫歯の原因にはなりますよ!
ジュースは口全体に隙間なく広がるので
虫歯のつくりやすさはバツグンです!


また話が逸れました。

あれはダメ これはダメといった
離乳のルールにあまり縛られないでください。
感染症やアレルギーは命に関わることなので
慎重にならざるをえませんが。。

また次ゆっくり書こうと思っていますが
離乳の目的は 「健康に楽しく赤ちゃんが親と同じ食事を食べられるようになること」

厳しく本当かわからない神話を守って作った
どろどろのべちゃべちゃの味しないもの
自分だったら何ヶ月も食べたいですか?

世に溢れた情報の内容には、「発信する立場」と「信念」が
ごちゃごちゃ 混ざり込んでいるので
何が正しく、何を取り入れるべきなのかは
自分で確かめないと永遠にわかりません。

とくに不安になりやすい初めての子育てですが
すべてを鵜呑みにしないでください。

なるべくみなさんが安心して信頼できるような情報を
少しでもお伝えできたらいいなと思います。

 

次はいよいよ、

歯医者からみた離乳食の最大の問題点と改善点について

機能の面からお話したいと思います。これを書きたいがためにがんばってきました。