こどもの矯正治療はいつから必要?

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大変ご無沙汰でした💦

今日は番外編 
わたしの独り言ですので
興味がなければ無視してください🤣

お休みの期間に、石見神楽と呼ばれる
島根県伝統芸能を見る機会がありました
お面を被った役者さんの
迫力満点の舞台で とっても楽しかったです✨

昔からある鬼👹のお面ですが
アゴが前に出ている 受け口
いわゆる 「下顎前突」のお顔になっています

骨格性の下顎前突は遺伝性がとても強いので
昔からこういった顔つきはあったのでしょうが
「恐ろしいもの」のモチーフになったのは
なにがきっかけだったんでしょうね🤔

骨格性の下顎前突は、上アゴが小さいか、下アゴが大きいか
そのどちらかの原因で起こります。
アゴの成長期と下アゴの成長期は数年ずれていて
アゴのほうが早く完成します。

アゴを小さくする治療というのは、手術以外の方法がなく
反対咬合を治すためには
アゴを大きくするしか確実な方法がありません🤢
ただし、上アゴの成長期は大体8歳ごろまでなので
矯正歯科に来た時には手遅れなんてことがざらにあります😭

お子さんを持つと、
いつごろから矯正治療をしないといけないのか悩みますよね🤔
矯正というと歯を並べる治療というイメージが強いと思いますが
じつは私たちはその下の土台づくりを最も重視しています💪
土台づくりは成長期を利用するものです‼️
気がついた時、早めに受診するのが
なにより大事なんですね🤔

正治療はお金がかかります💰😭
高いものですが、多くの病院では 
I期治療(成長期の治療)とII期治療(成長期あとの治療)というように
二つに区分して金額を設定しています。
いつ治療を始めても、金額的な負担が同じになるように
設定しているところがたくさんあるので
いろんな病院を調べてみてください🙆‍♀️

8020運動ってご存知ですか?
8020を達成した人に、
下顎前突の人はほとんど(たしか全く)いません。
正治療は見た目を治すものじゃなくて、
歯一本一本すべての寿命を延ばすための治療です🦷